雨の日のくじらコーヒー

好きなことをぽつりぽつり。

40も越えれば。

 少し前までは自分も若いつもりで、可愛らしい女の子のつもりで服を選んだり、男性の視線を気にしたりしていた。ひざより上のスカートを探してみたり、男性からどう見られるか、なんてのを気にしていた。
 だがふと自分のことを振り返ってみると、もうひざ上の明るいターコイズブルーのスカートは似合わないし、何よりも「おなかが冷えちゃうわ」と守りに入った思考になっている自分に気付く。男性の目を意識していたはずが、ふと気づいてみると周りにいる男性は30代の年下男性でさえもすでに結婚していて、小学校入学を控えた子供もいたりする。自分と同年代の男性は皆顔にしみなんかができていたりして、「うわ、おじさん!」なんて思うのだけれど、自分の顔も鏡で眺めてみたら、そんな彼らの女性バージョンの姿をそこに見出す。


 そう、時代はそうやって知らないままに過ぎていくのだ。
30代のお友達が多いつもりでいるけれど、彼らは私をお友達とは思ってないかもしれない。ちょっとめんどくさい女の先輩と思っているかもしれないし、結婚生活にちょっと飽きてきた男性なら、おつまみ相手にちょうどいいかもしれない、なんて都合のいい相手認定されているかもしれない。


 だけど40代って、決して悪い日々じゃない。いろんな女性としての葛藤も通り越してしまったし、小さな幸せを見つけて日々を過ごすのもうまくなっている。
 メンタルも強くなって、変なプライドや見栄をどこかに置いてきて、ただ今、好きなことをしながらのんびりと生きていく日々。
 40代になるってことは、こんなに楽になれることなんだなぁと思いつつ、そんな日常を書き留めておきましょう。