雨の日のくじらコーヒー

好きなことをぽつりぽつり。

「お年寄り」になる前に


 ここ4カ月、ずっと体調がすぐれないまま過ぎていった。口の中は荒れ放題、水疱なんかもできたりして、内臓の調子が悪い。身体中に湿疹ができていたので薬をもらい、少しマシになったが湿疹の跡がシミのように全身に残っていて温泉に行くのはあきらめたい気持ちにすらなる状態だ。(誰も見ないだろうけれど。)
 右手の指はこわばりがあり、パソコンを打つ時にひっかかりのようなものがある。おまけにドライマウスの症状で口の中が渇きがちで口臭があるんじゃないかと気になる。


 近所の内科で検査を受けてみたら、膠原病のスクリーニングテストで抗核抗体がうっすら「陽性」だった。15年前にも検査を受けているが、その時も「陽性」。膠原病にご用心!という状態を継続しているわけだ。15年前は全身倦怠感と微熱だけだったので、「とにかく疲れないようにしてストレスを溜めないこと」と、生きている限り難しそうな助言をされた。
 今回も相変わらず数値は低いし、白血球も異常値ではない。ただ身体症状的にはちょっとやばいかなぁという感じ。主治医は紹介状を書こうかと言ってくれたけれど、まあまだイケるかなと思って様子を見ることにした。


 主治医は漢方医でもあり、脈を診てくれて「元気が出る漢方を出してあげよう」と人参養栄湯という薬を処方してくれた。主治医によると、今の私の状態は「相当疲れていて元気がなくて、おまけにイライラしていて、眠りが浅くて悪い夢ばかり見て、その上冷え性」な状態らしい。・・・その通りです。
 飲み始めて数日だが、今朝、口の中の様子がちょっと変化したことに気付いた。なんとあれだけガサガサでしかも歯にぴったりとくっつくほど口の内側が腫れあがっていたのが、歯につかない程度に腫れが落ち着いている。(まだ腫れているけれど)
 そしてガサガサ感がマシになっている。人参養栄湯、おそるべし!


 メンタルヘルスマネジメントには相当気を遣っている方ではあるけれど、運動音痴で身体の方はけっこうメンテナンスがおろそかな私も40代になり、身体の不調が増えてきたなと実感している。
 少し前までは、「身体が弱い方だからなんだかんだと病院行って、細々と長生きしちゃうタイプなんだろうなぁ」と考えていたが、このまま身体が衰えていったら寝たきり要介護になってしまいそうだとちょっと現実味を覚え始めてきた。足腰が弱って車いす生活になって介護タクシーをその度に呼ぶとなるとタクシー代がかかってしまうから、歩けないと気軽に病院すら行けない。おひとり様の老後は介護サービス以外には誰にも頼れないのだ。しかもお金がないと介護サービスすら十分に利用できない。


 このところ、同い年の友人や姉がランニングを始め、それぞれが「マラソンに一緒に参加しない?」と誘ってくる。ここ最近、本当に走り始める人が多くて、皆、肉体の衰えに危機感を覚えているのだなぁと思う。
 運動が死ぬほど嫌いな私でさえ、せめてストレッチ教室でも行こうかしらとか考え始めているのだから、皆切実な問題なのだ。


 今朝テレビで「認知症社会」なんて言っていたけれど、よく考えるとぞっとする言葉だ。「一億総活躍社会」どころじゃない。あっちもこっちも認知症で徘徊したり、ご飯食べたこと忘れたり、身の回りのことができなくなったりした社会なんて、支え手になる若い世代は疲弊してしまう。


 そんな若い世代の未来のためにも、やっぱり40代はせめて自分たちができる介護予防に早めに取り組んでおいた方がいいのかもしれない。


 ウォーキングくらいしようかしら・・・。