雨の日のくじらコーヒー

好きなことをぽつりぽつり。

上司という生き物


上司に頼りにされるのは嬉しい。

しっかり頑張ろうと思う。

上司に「お疲れさん」と労われると嬉しい。

きちんと見てくれているんだなと思う。


だが。現実はそんな上司ばかりなはずもなく。むしろそんな上司は希少動物並におらず。


全く仕事らしい仕事もせずに、部下や他部署の粗探しばかりしている上司や、部下の遅刻にはうるさいくせに、自分の遅刻は笑ってごまかす上司もいる。

よくわからないのに全ての工程に報告を求め、ぐちゃぐちゃにして投げ出す上司もいる。

上司が対応しなければならない場面になっても自分は関係ないという顔で部下に押し付けて手柄だけは横取りする上司もいる。

遠い昔には朝から酒臭くて、頭が痛いと言って夕方まで寝ていた上司もいたな。


ネットで「上司との付き合い方」を検索していたら、『上司の殆どは使えないと思え』『できる上司は奇跡』と書いてあって笑えるような笑えないような気分になった。


自分の求める理想の上司像を現実の上司にあてはめるのには無理がある。現実の上司は現実なんだから、その人はその人でしかない。


もちろん中には上司以前に人間としてどうなのかという人もいるけれど。

離職理由1位は人間関係。

職場という逃げられない場の関係性ゆえに、普通なら絶対付き合わないし、話したくもない人とも関わらないといけない。


「コイツと話す手当」がほしいくらいだ!という人と手当なしで付き合わないといけない。


当たらず触らずで距離を取っても、その分踏み込んでくる「職場の距離感」がわからない人もいる。


でも共通して思うのは、部下に感情をぶつけたり、怒鳴り散らしたりするのは、完全に部下への甘えだということ。

立場が上だから、何を言っても許してもらえる、受け入れてもらえるという甘えや期待があるから、そんな行動が取れる。

すぐに訴えます!パワハラです!と叫ぶ相手には絶対にそんな態度は取らないのだから。


そんな目で感情的な上司を眺めると、この人はとことん甘ったれなんだな、50代にもなって。と、少し距離が取れる。

だからって許せる訳では無いけれど。


最近、完全に甘ったれで依存的だった人にきっぱりと線を引いた。こまめに「ここは職場で、友人だとかの職場の人間関係以上の関係をあなたと作る気はない」と伝えてきたつもりだったけれど、相変わらずの距離感のなさだったので、完全にスッパリと潔く太い溝を示すことにした。今のところは効果的だが、いつまで持つかはわからない。


ただひとつ言えるのは、こんな芸当ができるようになったのは私もオトナになったから。20代だったら退職以外の逃げ道は思いつかなかっただろうし、実際そうやって生きてきた。

年の功は大切です。


とは言え、ずいぶんオトナになったつもりでいても、まだまだ職場はパンドラの箱。

定年退職するまで、まだまだいけ好かない出会いは続くのだろうけれど、14年前のように親友になれるような人との出会いもあるかもしれないわけで、期待しないで生活のため、いつかお迎えする猫さまのため、日銭を稼ぐことにいたします。